2ntブログ

春川ナミオ 友の会 公式サイト

昭和30年代「奇譚クラブ」からデビュー。男性マゾヒズムの世界を独特のタッチで描く偉大なアーティスト春川ナミオに捧げる。

じゃまだからあっちお行き!

処刑島の女王_03


つづく・・・



ある日の情景_3

新作画集発売中!



 春川ナミオの新作「CALLIPYGE」が中野タコシェで発売中!

 大判の画集で、迫力の顔面騎乗が楽しめる。



法務大臣が女性なら女神

死刑_2


 法務大臣は死刑執行の書類にサインする時だけ、アイドルタレントかレースクイーンに「一日法務大臣」になってもらうことにする。


カラオケ

看護婦_02


 女性客が歌い終わるまで顔面騎乗が続くというシチュだろうか?

男性客がこういうめにあわされるカラオケ・バーがあるといいのに。

写実を越えた寓意性

秘密のメッセージ


 初期の春川作品には物語やメッセージ性が色濃く反映されていたが、だんだんと男の表情が消えていくなど、抑制された表現の中に抽象的な寓意性が読み取れるようになる。春川が思い描く幻想と、見る側の妄想的イメージがシンクロするとき、そのあいまいなメッセージが明確になる。

 このイラストでは男の頭がほとんど女性の尻の中にすっぽりと入り込み、見かたによっては首がペニスのようにも見える。顔面騎乗シリーズにおけるこのようなデフォルメの傾向は時々みられるのだが、これが意図的なものかはともかく、見るもののイマジネーションによってエキサイティングな解釈が可能となる寓意性が、春川作品の大きな魅力だ。特に春川のイラストでペニスが強調されて描かれることはまれであるため、この図には少しショッキングな印象を受ける。

SMの基本プラン

顔面騎乗_2



 SMの3大プレイにはおそらくこれが必ず入るはずである。なぜこれがいいのか、よく説明できないが... きらいな人っていますかね?

ノーマルなセックスにおいても、クンニやアナルへの奉仕など、なきにしもあらずの設定ではある。

「女性が男性の顔の上に座る」という行為は、古今東西、人類始まって以来の根源的な文化であることは間違いのない事実である。
 ↑ウソつけ(。。)☆\バキ

 いずれにしてもその起源は定かではないが、今の日本で顔面騎乗がわりあいポピュラーなのは、春川ナミオの作品が多大な貢献をしていたのは確かだ。

憧れの顔面騎乗

顔面騎乗_01


 春川ナミオのイラストとくれば、まっさきに思い浮かぶのが顔面騎乗。強烈な圧迫感。首の骨が折れそうなくらい体重が押しかかる。誰が見ても不自然な格好やありえない状況設定も、この人の手にかかると不思議な説得力が感じられる。マゾとかSM以前に、本当に女性のお尻が好きなのだ。そのフェティッシュな愛が時代を越えたインパクトの源であろう。

Top

HOME

澁澤龍彦

プロフィール:澁澤龍彦
1928年生まれ。マルキ・ド・サドやジョルジュ・バタイユの翻訳、紹介者として知られる仏文学者。1960年代以後、日本のマゾの新しい文化と顔面騎乗をリードし、マゾヒストの美意識にひとつの変革をもたらした。






復讐の美尻_DVD_cover_s